AIと人間が上手く共存していくにはまだまだ時間がかかるのでは?

NHKスペシャル「AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン」を観たのですが、

「生産性を上げるには、1日11時間54分以上働け!」には一瞬ビックリしました。

 ただ、AIのインプットパラメータとしては没頭度数と一日の働く時間の関係だけであり、それでこの結果を導き出したらしく、どこまでNHKは本気でAIを題材にして番組を作ってるのだろうと感じました。



 他の方のご意見を少し見ていたのですが、エセ科学かあ。何というか、真面目な話で進んでいって、最後に種明かしをしていくような流れだったので、確かに話をこじらせている気がしますねえ。ただ、私は、マツコさんが出演していたので、受け狙いなのかなとも思ってましたが、。でも、NHKだから真面目に受け止められる可能性もありそうですね。

 

 ところで、最初に上げた、AIのインプットパラメータとして、没頭度数と一日の働く時間の関係からの「生産性を上げるには、1日11時間54分以上働け!」の結論の流れですが、これはAIを活用したと言えるのかなあ?。人間がAIのパラメータを選別しているようですので、既に全体としてはAIによる結果とは言えないのではないかと思います。

 そういうふうに考えると、私は、AIが汎用的な事柄を扱えるようになるには、まだまだ時間が一杯かかるなんじゃないかと感じますし、今はまだ(生きている間は?)、意思決定をAIに任せるのは、周囲に誤解も与えそうですし、正直怖いと感じます。

 ただ、今後もAI技術は成長するでしょうし、利用する人間としては、まずは限定的なところからの効果的かつ周囲を混乱させない使い方を発掘・習得していく必要があると感じます。